せっかく作った(またはいただいた)プリザーブドフラワー、できるだけ長くきれいに楽しみたいですよね。 でも、間違った保管をしてしまうと、色あせやカビの原因になることも……。 この記事では、プリザーブドフラワーを長持ちさせる正しい保存方法と注意点、劣化してしまったときの対処法まで、講師目線でわかりやすく解説します。
目次
プリザーブドフラワーの寿命はどれくらい?


適切に保存すれば、1〜3年ほど美しさを保つことができます。 環境によっては5年以上楽しめるケースもありますが、保存状態が悪いと数ヶ月で色あせることも……。
プリザーブドフラワー保存の3大ポイント
1. 湿気を避ける
・梅雨時は除湿剤を使ってみる
・お風呂場やキッチン近くには置かない
湿度が高いと花びらが透けたり、カビの原因になります。


2. 直射日光を避ける
・窓際で直射が当たらない位置に
・UVカットガラスケースの使用もおすすめ
紫外線は色あせ・劣化の大敵!


3. ホコリから守る
細かいホコリが積もると見栄えが悪くなります。
- ガラスドームやアクリルケースに入れて飾る、または作品自体が外気から守られたもの
- 定期的にドライヤー弱冷風や柔らかい筆で掃除


飾る場所のおすすめ&避けたい場所
飾るのにおすすめの場所
- 直射日光が当たらないリビングや玄関の棚
- 書斎やベッドサイド(照明熱が直接当たらない位置)
避けたほうがよい場所
- 窓際、暖房・冷房の風が直接当たる場所
- 湿気がこもるトイレや洗面所
- ペットや小さなお子様が触れやすい場所
劣化してしまったときの対処法
色あせた場合
・美しい花材だけを使って、新しい作品に生まれ変わらせるのも◎
・色褪せを上手く利用して、微妙な色合わせの作品にリメイク


花びらが割れた・欠けた場合
<リペア(仕立て直し)>をします
・小さな破損なら、その部分をハサミで切り取る
・思い切ってその花弁を抜き、違う部分の花弁で補う




動画= 1分でわかる バラの開花と花弁の足し方
湿気で変色・カビが出た場合
- 残念ながらカビが出た場合は処分が必要なことが多い
- 他の花に広がる前に分別を
保存用に便利なアイテム紹介
- 【ガラスドーム】インテリア性も高く、ホコリ・湿気対策に最適
- 【アクリルケース】軽くて扱いやすく、UVカットのものもあり
- 【乾燥剤・除湿シート】湿度対策に有効。花の下に敷くタイプがおすすめ






*まとめ*正しい保存で長く楽しもう
プリザーブドフラワーは正しく保存することで、長くその美しさを保つことができます。 「湿気・紫外線・ホコリ」を避けるのが基本!
もし劣化してしまっても、リメイクや補修で再び楽しむことも可能です。 大切なアレンジを、ぜひ長く楽しんでくださいね。


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